
去る11月11日(月)に令和6年度八幡平市メディテックバレープロジェクトの事業として東北初『遠隔診療 Dto P with N』直後に「レベル3.5飛行による患者様自宅付近に仮設したドローンポートまでの医薬品配送」の実証実験を行いました。
昨年度実証を振り返りますと全国初『遠隔診療 D to P with N』受診直後の患者宅へLTE遠隔ドローンによる医薬品配送を試み、無事成功しましたが、 今年度の計画はこの取り組みにレベル3,5飛行を取り入れ、利便性の向上とサービスエリアの拡大を目指したものです。
具体的には診療所と主たる居住エリアの狭間に走るJR花輪線上空の通過をするレベル3,5飛行を採用することで、田山診療所からわずか30m先にドローンポートを仮設することが可能となりました。
これまでドローン離陸先には車で3分の田山コミュニティセンターまで処方箋・医薬品を陸送していた工程と人員を省力化することができ、社会実装への解像感が高まる実験結果となりました。
引き続き、レベル3,5飛行を採用した飛行ルートでサービスエリア拡大を図って参ります。

八幡平市立病院 統括医院長 望月泉先生

八幡平市商工観光課 企業立地推進係 中軽米真人係長