【携帯(LTE)圏外での遭難者捜索 実証実験】
去る2月20日、弊会より7名、関係協力者3名にて八幡平市袰部地区の鍋越防災ダム付近にて令和5年度 携帯(LTE)圏外遭難者捜索 実証実験を行いました。
春の山菜取りや秋のキノコ狩りのシーズンに携帯圏外で遭難する人は増える傾向にあります。捜索にあたる消防団等の人的負担を減らすため、ドローンによる遭難者捜索の実用化を目指しています。
令和5年度はクマ目撃情報や被害が多かった秋を避け、冬季の実験となりました。
メンバーは遭難者役・パイロット・ベースキャンプの3カ所に分かれ、遭難者役から送られた測位情報を頼りに現地にドローンを飛ばし、ドローンの画像で遭難者を探すことができるかを確かめました。
当日は晴れたものの風が強く、比較的風に強いとされている産業用機体でも厳しいフライト条件でしたが、トラブルなく、予定していた実験メニューを終えることができました。
遭難者捜索の現場でのドローンの実用化に向けて、今後も工夫を重ねていきます。