R5年度 八幡平市メディテックバレープロジェクト
田山地区ドローン医薬品配送 レベル2(カテゴリーⅡA・B)実証実験実施報告
医療現場の声を聞くと、高齢者の中には家族に負担を掛けたくないと送迎を遠慮し、数日おきのコミュニティバスを待って通院するケースは少なくないとのこと。今回の実証実験はそのような患者様を想定して在宅オンライン診療(D to P with N)受診後に遠隔操縦ドローンが薬を宅配するという試みでした。
在宅オンライン診療の取組みは、通院に不便を強いられる患者と、長時間労働で疲弊する医療従事者から物理的移動時間と負担感を解消するメリットがあります。また、それに加え院内処方・薬局で出された医薬品を遠隔地より操縦するドローンによって自宅配送を行うといった、喫緊の物流課題である人手不足に対する提案として社会実装への解像感を高めるチャレンジでした。
以下日程にて八幡平市田山地区にて遠隔操縦（操縦：滝沢市DRONE PEAK → 機体：八幡平市田山）による医薬品配送の実証実験を2回実施。
①2023/9/4実施 取材：日本経済新聞、岩手日報社、NHK盛岡局、テレビ岩手他
②2023/10/24実施
この実証実験実施後にレベル3.5の報道発表がありましたが、中山間地域でのドローン活用が一層深まることを期待しております。
