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災害物流を考える

9月9日、当会名誉理事である佐藤耕造先生に随行して岩手大学 地域防災研究センターへ伺いました。
佐藤先生は毎年、災害物流の研修講師を行われておりましたが、新型コロナ過の蔓延防止を背景に、オンライン研修へ推移するとのことで、そのアーカイブの収録でした。

2011年、東日本大震災津波。様々な立場の方が未曽有の大災害を目の前に、初動対応にどう向き合ったのか。全国から続々届けられる支援物資と、刻々と変化する幾多の被災地状況。官民が連携し、必要なものを必要なだけ、なるべく早く繋ぐリレー。
感染症対策を背景にした今回のオンライン研修化に伴うアーカイブとのことでしたが、自然災害の被害は今も各地で起きており、将来にわたる自然災害対策への非常に貴重な記録であると感じました。

収録に立会い、私も当時のひっ迫した非常事態を鮮明に思い起こすことが出来ました。ドローンによる防災への取組みは全国各地で急速に広がっています。当会も地域に根差した活動を軸に、民間団体の立場から災害時に地域を支える力のひとつとなりたいと決意を一層強くする機会となりました。

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