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物流ドローン実証実験

去る2月27日、私共も参画しております、いわて物流ドローン研究会からの案内で、岩手県によるLEVEL3(無人地帯での目視外飛行)での物流ドローン実証実験の記者発表に出席してきました。
数年前にも豪雨災害で孤立地域が発生した岩泉町を舞台として、(株)ゼンリンと楽天(株)による実証実験の内容は、LTEを位置情報と画像伝送に使用した片道5km、川の上を沿うルートを設定。使用機体は(株)自律制御システム研究所(ACSL)全天候型の国産ドローンでした。
道の駅いわいずみを離発着の起点として、注文品を空路で畑に設置したドローンポートまで届け、帰り荷は受け取った山菜を持ち帰り、道の駅売り場へ陳列されるという活用シナリオ。
当日は生憎、みぞれまじりの横風が吹きつける悪天候でしたので、離陸ポイントからホバリング飛行までのデモンストレーションとなりました。
立ち話でしたが、(株)ゼンリン IoT事業推進部 田内部長から、今後の課題として画像伝送の安定化というお話を伺うことが出来ました。

岩手県においても社会実装の可能性が示された今回のドローン物流活用、優先課題であった災害時孤立地域への物資ルートも示すことができ、今後の更なる展開を想像し、将来が期待に胸膨らむ機会となりました。

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